Competitor Research

競合リサーチ

売上の推移が低迷または停滞している場合、マーケットと合わせて確かめるべきなのが競合の状況です。競合リサーチ(Competitor Research)は、ビジネスリサーチの代表的なフレームワーク「3C」の一角としても位置づけられています。

ブランディングの目標は「ブランドを競合と比較されずして選ばれるようにする」ことですが、論理的に無から有は生まれないように、競合の構造を知らずして、差別化はもちろん、競合と比較されないポジショニングを確立することはできません。ポジショニングは相対的です。したがって、効果的なブランディング戦略をデザインするためには競合を無視することは論理的にできません。

ときどき「競合は特にいません」という発言を見聞きすることがありますが、私たちは「競合は常に存在する」と考えています。

例えば「Netflixの競合は?」と質問すれば、Amazon Prime VideoやHuluといった回答が多く出てくるでしょう。これは Netflix を「映画やドラマ、アニメなどを提供するサービス」と直接的に捉えているためです。

ですがここで、Netflixの提供価値を少し抽象化し「動画を提供するサービス」とすれば、競合にはYoutubeやテレビ局、映画館なども競合として挙がってきます。

提供価値をさらに抽象化して「空き時間に楽しみを与えてくれるサービス」と定義すれば、Twitterやジム、レストランなどまで競合として捉えることができるようになります。

実際、Netflix CEOのリード・ヘイスティングス(Reed Hastings)は「リラックスするためにすることは、すべてライバルだ。ビデオゲームとも競うし、ワインとも競う。実に手ごわいライバルだね」と語っています1

このように単にプロダクト(製品・サービス)が何なのかではなく、消費者の生活の文脈あるいは状況を踏まえた提供価値あるいはジョブ(Jobs to be done)を念頭に競合を把握することが、有効なブランディングをするうえで重要です。

私たちの競合リサーチでは、まずクライアントに、実際にお客様に比較されることの多い競合を教えて頂きます。合わせて、エスノグラフィーでお客様にも実際に比較した競合について教えて頂きます。それらに、上述の提供価値の抽象化による広義の競合を加えてリストアップし、ウェブサイトや広告、ソーシャルメディアなどを対象に、ブランディング観点で重要なコミュニケーションに主眼を置いてリサーチします。財務分析などは基本的に行いません。

このとき、コミュニケーションをただ闇雲に調べるのではなく、日頃の観察やインプットによる直感からまず仮説としての問いを立て、その問いの答えを探すという態度で、イシュードリブンにリサーチをします。そうすることで、限られた時間と予算の中でリサーチのコストパフォーマンスを最大化しています。私たちは、コンセプトや戦略のデザインに決定的な情報を最小限のコストで得ることをリサーチの目標としています。


  1. クレイトン・クリステンセン et al.『ジョブ理論』ハーパーコリンズ・ ジャパン(2017)

Solution

マーケットリサーチ

市場や業界、PEST(政治・経済・社会文化・テクノロジー)といったコントロールできない外部環境をイシュードリブンで効率よく分析し、持続的成長を実現するブランドデザインに欠かせないマーケット情報を整理します。

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競合リサーチ

消費者の生活の文脈における提供価値から競合を捉え直し、イシュードリブンで競合のブランディングを効率よく分析することで、効果的なブランディング戦略をデザインするのに欠かせない競合構造を整理します。

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カスタマーリサーチ

カスタマーのライフスタイルや価値観を理解し、効果的なセグメンテーションやポジショニング、コミュニケーションのためのカスタマー情報を整理するとともに、有効なチャネルやカスタマージャーニーを明らかにします。

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クライアントリサーチ

ブランドマネジメントの主体であるクライアント組織の経営資源やブランドストーリー、コミュニケーション変遷、組織構造などについて把握し、ブランドの本質を維持したブランディング戦略をデザインする足場をつくります。

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エスノグラフィー

定量調査ではこぼれ落ちてしまう情報を文脈に紐付いたリッチな状態で得て抽象化やリフレーミングすることで、ブランドポジショニングあるいはイノベーションのコンセプトの足場となるインサイトを導き出します。

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ウェブサイトリサーチ

アナリティクスツールを用いたビッグデータ解析の定量アプローチと、ヒューリスティック評価による定性アプローチを組み合わせ、ブランディングとデザインの2つの観点からウェブサイトに関するインサイトを導き出します。

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Process

リサーチから企画、戦略、デザイン、実装、伝達までトータル支援。

Strategy Design

Product Design

  • Design Research

    エスノグラフィーやデスクリサーチから顧客のニーズやブランド連想を総合的に把握し、ブランドデザインの基礎をつくります

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  • Brand Design

    中長期的に利益を最大化するブランドコンセプトを再定義または整理し、戦略やロゴ、タグラインなどをデザインします

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  • UX Design

    ブランドコンセプトを実現するための顧客体験(UX)を積み重ねる、カスタマージャーニーやウェブサイトをデザインします

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  • Digital Engineering

    UXデザインを、適切なモダンテクノロジーによって論理的かつ美的なウェブサイトに具現化し、ブランドコンセプトを伝えます

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  • Digital Marketing

    コンテンツマーケティングやデジタル広告により集客したり、ウェブサイトを定量・定性の両観点から分析し、改善をデザインします

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Cantasさんに依頼して本当に良かったです。というより、Cantasさんに頼んでいなかったら、ヤバかったなと感じています。ずっと、どうすれば集客できるか試行錯誤してきましたが、Cantasさんのおかげで、集客するために必要なことがわかりました。実際にお客様からのご予約も相次いでいて、こんなにも成果が出るのかと驚いています。本当にありがとうございます。

Jun Miyazaki, Vice President, Cuorehome

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How can we help you?

私たちはその場しのぎを嫌い、目的に対して本質的な問題を見極め、持続的成長につながるようにそれを解決します。2019年にCantasがトータル支援したクライアントの平均集客増加率はおよそ6倍*という結果になりました 🙌

現在、多数のご依頼を頂いており、これからご依頼頂いた場合のプロジェクト開始時期が3月後半以降となる見込みです。誠に申し訳ありませんが、ご理解どうぞよろしくお願いいたします。

* クライアントそれぞれのコンバージョン変化率の平均近似値として算出