Website Research

ウェブサイトリサーチ

私たちのウェブサイトリサーチは定量と定性の両面からウェブサイトを分析し、カスタマーに関する情報と、ウェブサイトのリデザインのためのインサイトを導き出します。

定量ウェブサイトリサーチ

定量的なウェブサイトリサーチでは、主にGoogle AnalyticsやGoogle Search Consoleといったツールを用いて、データを適切に取得し加工することで目的に応じた分析を行います。目的の具体例としては、ウェブサイトのリデザインで集中的に質を上げるべきポイントと切り捨てるポイントを決める戦略の意思決定などがあります。Google AnalyticsやGoogle Search Consoleといった分析環境がクライアントのウェブサイトに備わっていない場合は、私たちが分析環境を構築し、1ヶ月ほどデータを溜めてから分析を行います。また、クライアントがGoogle Big Queryなどのビッグデータ分析環境を備えている場合は、代表的なデータベース言語であるSQLを用いてビッグデータの分析も行うことができます。

ウェブサイトリサーチに限らず、ただのサマリーレポートではない意味のある定量リサーチを行うためには、イシュードリブンな思考、統計学、SQLなどの情報処理言語、そしてマーケティング理論といったスキルセットが必要になります。Cantasでは、東京大学大学院の修士号(M.S.)や、4,000万ダウンロード超のプロダクトの分析経験を持つ上述のスキルセットを満たす人材が定量分析を担当し、意味のある分析を行います。

定性ウェブサイトリサーチ

定性的なウェブサイトリサーチは、ヒューリスティック評価とHotjarなどの定性分析ツールによって行われます。

ヒューリスティック評価では、ブランディングとデザインに造詣が深いクリエイティブディレクターのヒューリスティックによって、ウェブサイトのブランディング観点のコミュニケーションやUXを評価し、ウェブサイトのリデザインに役立てます。

ヒューリスティック(heuristic)とは、経験則に基づく問題解決法のことで、1970年代からノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン(Daniel Kahneman)らによって主に行動経済学の文脈で発展してきました。ヒューリスティック評価を、ユーザーに試してもらいUXをテストするユーザビリティテストと比較すると、認知バイアスに陥るリスクはありますが、はるかに短時間かつ低コストでコストパフォーマンス良く、問題を発見でき、UIを改善できます。

ヒューリスティック評価のフレームワークとしては、ウェブのユーザビリティ研究の第一人者であるヤコブ・ニールセン(Jakob Nielsen)によって提唱された「ニールセンの10原則(10 Usability Heuristics for User Interface Design)」が、UIデザインにおいてヒューリスティクスによってユーザビリティを高めるための観点を次のように整理しています(日本語文は弊社による意訳です)。

#1: システム状態の視認性(Visibility of system status) システムは、何が行われているのかを、常に、適切にフィードバックすべきである。

#2: システムと現実世界の一致(Match between system and the real world) システムは、システム由来の表現ではなく、現実世界の慣習に自然かつ論理的にしたがった、ユーザーに馴染みのある単語やフレーズ、概念で表現すべきである。

#3: ユーザーの主導権と自由(User control and freedom) ユーザーはよく誤って機能を選択してしまい、すぐに望まない状態から抜け出すことを必要とするため、システムは「操作を取り消す(undo)」や「以前の操作を再び行う(redo)」を備えるべきである。

#4: 一貫性と標準(Consistency and standards) システムは、ある同一のことを意味する、異なった複数の単語や状態、行為によってユーザーを混乱させるべきではない。

#5: エラー防止(Error prevention) 優れたエラーメッセージよりも望ましいのは、エラーの発生を防ぐ慎重なデザインである。システムは、提案や強制、実行の確認などによってエラーの発生を防ぐべきである。

#6: 想起より認識(Recognition rather than recall) システムは、オブジェクトや行為、選択肢を可視化して、ユーザーの記憶の負荷を最小化すべきである。

#7: 使用の柔軟性と効率性(Flexibility and efficiency of use) システムは、初心者には気づかれない仕掛けによって、初心者を混乱させずに、システムに慣れたユーザーが繰り返す実行をより効率的に処理できるよう柔軟性を持つべきである。

#8: 美的で最小限の設計(Aesthetic and minimalist design) ダイアログは無関係であったり滅多に必要のない情報を含むべきではない。ダイアログにおけるあらゆる追加情報は、関係のある情報と競合し、それらに視認性を相対的に減少させてしまう。

#9: ユーザーに対するエラー認識、診断、解決の援助(Help users recognize, diagnose, and recover from errors) エラーメッセージは、コードではなく平易な自然言語で問題を正確に示し、建設的に解決策を提案すべきである。

#10: ヘルプとドキュメント化(Help and documentation) システムをドキュメント無しで扱えるに越したことはないが、ヘルプとドキュメントを提供する必要がある場合がある。そのようなヘルプ情報は、検索が容易で、ユーザーのタスクに焦点が合っており、具体的な手順が示されながらも、長すぎないべきである。

また、Hotjarなどの定性分析ツールでは、ユーザーのサイト閲覧行動を匿名化しプライバシーを守りながら録画し、その動画を確認することでUXの悪い部分を発見したり、仮説を検証したり、重要なページのヒートマップを作成することでユーザーの知りたいことを可視化できます。このような定性分析ツールは、ヒューリスティック評価とユーザビリティテストの中間と位置づけることができ、ユーザビリティテストより低コストで、ヒューリスティック評価をより真実に近づけることができます。

Solution

マーケットリサーチ

市場や業界、PEST(政治・経済・社会文化・テクノロジー)といったコントロールできない外部環境をイシュードリブンで効率よく分析し、持続的成長を実現するブランドデザインに欠かせないマーケット情報を整理します。

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競合リサーチ

消費者の生活の文脈における提供価値から競合を捉え直し、イシュードリブンで競合のブランディングを効率よく分析することで、効果的なブランディング戦略をデザインするのに欠かせない競合構造を整理します。

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カスタマーリサーチ

カスタマーのライフスタイルや価値観を理解し、効果的なセグメンテーションやポジショニング、コミュニケーションのためのカスタマー情報を整理するとともに、有効なチャネルやカスタマージャーニーを明らかにします。

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クライアントリサーチ

ブランドマネジメントの主体であるクライアント組織の経営資源やブランドストーリー、コミュニケーション変遷、組織構造などについて把握し、ブランドの本質を維持したブランディング戦略をデザインする足場をつくります。

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エスノグラフィー

定量調査ではこぼれ落ちてしまう情報を文脈に紐付いたリッチな状態で得て抽象化やリフレーミングすることで、ブランドポジショニングあるいはイノベーションのコンセプトの足場となるインサイトを導き出します。

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ウェブサイトリサーチ

アナリティクスツールを用いたビッグデータ解析の定量アプローチと、ヒューリスティック評価による定性アプローチを組み合わせ、ブランディングとデザインの2つの観点からウェブサイトに関するインサイトを導き出します。

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Process

リサーチから企画、戦略、デザイン、実装、伝達までトータル支援。

Strategy Design

Product Design

  • Design Research

    エスノグラフィーやデスクリサーチから顧客のニーズやブランド連想を総合的に把握し、ブランドデザインの基礎をつくります

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  • Brand Design

    中長期的に利益を最大化するブランドコンセプトを再定義または整理し、戦略やロゴ、タグラインなどをデザインします

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  • UX Design

    ブランドコンセプトを実現するための顧客体験(UX)を積み重ねる、カスタマージャーニーやウェブサイトをデザインします

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  • Digital Engineering

    UXデザインを、適切なモダンテクノロジーによって論理的かつ美的なウェブサイトに具現化し、ブランドコンセプトを伝えます

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  • Digital Marketing

    コンテンツマーケティングやデジタル広告により集客したり、ウェブサイトを定量・定性の両観点から分析し、改善をデザインします

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Cantasさんに依頼して本当に良かったです。というより、Cantasさんに頼んでいなかったら、ヤバかったなと感じています。ずっと、どうすれば集客できるか試行錯誤してきましたが、Cantasさんのおかげで、集客するために必要なことがわかりました。実際にお客様からのご予約も相次いでいて、こんなにも成果が出るのかと驚いています。本当にありがとうございます。

Jun Miyazaki, Vice President, Cuorehome

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How can we help you?

私たちはその場しのぎを嫌い、目的に対して本質的な問題を見極め、持続的成長につながるようにそれを解決します。2019年にCantasがトータル支援したクライアントの平均集客増加率はおよそ6倍*という結果になりました 🙌

現在、多数のご依頼を頂いており、これからご依頼頂いた場合のプロジェクト開始時期が3月後半以降となる見込みです。誠に申し訳ありませんが、ご理解どうぞよろしくお願いいたします。

* クライアントそれぞれのコンバージョン変化率の平均近似値として算出